森下仁丹、化粧品事業に積極的な取り組みで売上規模を堅持

訪販ジャーナル 2017年1月23日号 5ページ

カンタンに言うと

森下仁丹、化粧品事業に積極的な取り組みで売上規模を堅持
 医薬品や健康食品の製造・販売を展開している森下仁丹(本社=大阪市)は、2000年5月から新しい柱へと育成したい基礎化粧品シリーズの展開を開始して継続する中、自社BtoCとして取り組む通信販売と問屋を介した流通卸の両輪で積極的な取り組みを見せている。

 とりわけ、最近はいわゆる「越境EC」として分類されている海外向け販路の中で中国人客の購買が活発だといい、旗艦サイト「LOHACO」の中国人向け「天猫」ではブランド「Ravis」から展開している「目もとパックシート」(仁丹通販価格=450円)と「口もとパックシート」(同)に人気が集まっており、背景では「顔全体に貼るのではなく部分用なため、貼ったまま寝られることが目新しいとして人気が出ている商品」(通販子会社エムジェイラボ 通販部リーダー栗村敦子氏)となっている。

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