ユニ・チャーム2016年12月期、円高の影響で減収営業減益

粧業日報 2017年2月27日号 1ページ

カンタンに言うと

ユニ・チャーム2016年12月期、円高の影響で減収営業減益
2017年12月期よりIFRSを適用、
売上高4.2%増の6300億円めざす

 ユニ・チャームの2016年12月期連結決算は、円高の影響を受けたほか、中国やインドネシアが低調で減収営業減益となった。

 売上高は3.8%減の7109億6500万円、営業利益は2.1%減の782億7700万円、経常利益は0.7%増の718億4800万円、当期純利益は8.9%増の441億3400万円だった。

 デリバティブ評価益や受取利息など営業外収益が増加したことに加え、営業外費用が減少したことで経常段階では増益となっている。

 海外の売上構成比は、前期比3.7P減の57.7%となった。なお、為替の影響を除くと売上高は4%増、営業利益は3%増となっている。

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