カネボウ、新生「DEW(デュウ)」をマスの基幹ブランドへ

粧業日報 2017年7月5日号 1ページ

カンタンに言うと

カネボウ、新生「DEW(デュウ)」をマスの基幹ブランドへ
売上100億円、マス市場での
トップ3入りが当面の目標

 カネボウ化粧品は、スキンケアシリーズ「DEW(デュウ)」を全面的に刷新し、中価格帯の中心ライン「DEW」(9品目17品種、ノープリントプライス)と、ワンランク上の「DEWスペリア」(8品目16品種、4700~1万円)の2ラインを、10月16日より総合スーパー、ドラッグストアで発売する。

 新シリーズは、30年以上にわたり培ってきた高度なヒアルロン酸技術を応用し、とろみのよさを高めた一方で、浸透性を向上させ、肌がべたつきにくいという相反する機能を融合した点を特徴としている。メインの化粧水「DEW ローション」をフックに、体験価値を機軸としたコミュニケーションを展開していく。

 TVCMや女性誌、Webなどのメディアを活用し、幅広く「美滴で叶えるハリ密肌」への興味を喚起。さらに、ブランドとして過去最高規模となる150万人分のサンプルを用意し、全国主要都市にて体験イベントも実施する。

 販売目標については、マススキンケア市場においてトップ3入りを早期に実現すべく、「今後2~3年で100億円を目指す」(夏坂真澄社長)としている。

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