ビバシティ平和堂、長年培ったカウンセリング力が強み

週刊粧業 2017年10月23日号 41ページ

カンタンに言うと

ビバシティ平和堂、長年培ったカウンセリング力が強み
 1957年創業の平和堂(本部=滋賀県彦根市)は、関西・東海・北陸の2府7県に150店舗(GMS62店・SM88店、9月末現在)を展開している。平和堂全店の中で№1の化粧品売上実績を誇るのが、本部に隣接する商業施設・ビバシティ彦根の核店舗「ビバシティ平和堂」だ。

 同店の取り組みと平和堂が進める化粧品販売戦略などについて、住居関連品事業部ドラッグ・化粧品課チーフバイヤーの村下朗夫氏に話を伺った。

カウンセリング力の向上めざし
社内メイクコンテストに注力

 ビバシティ平和堂の取り組みを紹介する前に、平和堂がこれまでどのような想いで化粧品販売を行ってきたかを触れておく必要がありそうだ。

 平和堂は1960年に「おしゃれの店・平和堂」で化粧品販売をスタートし、半世紀以上が経った今もなお創業者・夏原平次郎氏の「化粧品売場とは美人製造業」「お客様にきれいになっていただくことが、私たちの役目である」という信念を脈々と受け継いでいる。

 それを象徴する取り組みが、制度化粧品売場担当者の技術レベルの確認・向上と、コミュニケーション力を含めた接客技術のスキルアップを目的としたイベント「平和堂メイクコンテスト」だ。

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