カネボウ化粧品 トワニー、独自の価値構造で生涯顧客を育成

C&T 2017年9月15日号 74ページ

カンタンに言うと

カネボウ化粧品 トワニー、独自の価値構造で生涯顧客を育成
 1996年、「トワニー」は「生体のリズム」に基づく専門店専用ブランドとして産声をあげた。2万円台の「センチュリー」を頂点に1万円台の「ラグジェ」、5000円の中核ライン、3000円台の「グロウ」まで幅広いレンジの価格帯を展開、SKUは400ほどに及ぶ。

 今秋には大人女性のメークアップシリーズ「ララブーケ」を導入し、さらなる活性化を図っている。牧野幸夫マーケティング部門カウンセリングブランドグループ部長に「トワニー」の戦略について伺った。

「永久に」うるおう肌づくり
ユニークな商品を多数展開

 ――まずは「トワニー」の全体像をおきかせ下さい。

 牧野 約2400店に導入し、4ラインからなる基礎化粧品が売上のおよそ7割、3ラインを展開中のベースメークが約2割を占める。

 「トワニー」の特性はその価値構造にある。

 ブランド名にもなっている「永久に」うるおいが続くハリ肌へと導くことを具現化する3つのファクターがあり、それはブランドの原点である生体リズムの思想であり、リズムを整えるボタニカルエッセンスであり、象徴商品である「タイムリフレッシャー」である。

 ――「生体のリズム」情報は独特な発想ですね。

 牧野 女性特有の身体リズムが肌のリズムに影響を及ぼすという考え方で、体と肌とのリズムの関係から肌不調の原因と対策を、お客様に寄り添うカウンセリングでアドバイスする。

 地域に密着した肌のかかりつけショップである専門店にふさわしいブランドといえる。

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