オリーブ健康館、地域密着の薬局型健康サポートショップ

週刊粧業 2017年12月11日号 7ページ

オリーブ健康館、地域密着の薬局型健康サポートショップ
 埼玉県内に薬局を3店舗展開している株式会社メディックスは、2014年6月に薬局と健康館を有機的に結びつけた薬局型健康サポートショップとして、「オリーブ健康館」(以下、健康館)をオープンした。

 健康館では、調剤(薬局オリーブファーマシー、以下本店)や在宅医療(伊奈店)をメインとする既存店舗と異なり、「薬剤師から美と健康を提案するというコンセプトのもと、ゆっくりと時間をかけてカウンセリングができる場」(宮野訓夫代表)として、地域密着で女性の美と健康を支えている。

 化粧品のカテゴリーでは、健康館のオープンと同時期に取り扱いを開始した「ホワイトリリー化粧品」が、売上を牽引しているという。

調剤メインの本店とは別に
気軽に相談できる場を提供

 健康館は、JR東北本線・蓮田駅東口ロータリー至近の好立地に位置する。

 スタッフは相談薬剤師2名、管理栄養士1名、セラピスト3名の6人体制で、店内では漢方やサプリメントをはじめ、基礎化粧品などのカウンセリング商材から、管理栄養士が推奨するオーガニック食品まで幅広く販売している。

 蓮田駅東口ロータリーには、1990年に開設した本店も店を構える。宮野氏はここに健康館を出店した経緯について、「ドラッグストアの発展と同時に近年、医師の診療を受けなくても治療が可能な軽度の病気(軽医療)に対応してきた町の小さな薬屋が淘汰されている。

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