花王2017年12月期、営業利益が業界で初めて2000億円を突破

粧業日報 2018年2月8日号 2ページ

カンタンに言うと

  • 5期連続で営業利益が過去最高を更新、重点3ブランドが1000億円超え
  • 営業利益については、国内トイレタリー・化粧品メーカーとして初めて2000億円を突破した。
花王2017年12月期、営業利益が業界で初めて2000億円を突破
 花王の2017年12月期連結業績は、売上高が2.2%増(為替影響を除く実質5.6%増)の1兆4894億2100万円、営業利益が10.4%増の2047億9100万円、税引前利益が2042億9000万円、当期利益が16.2%増の1486億700万円となった。

 営業利益については5期連続で過去最高を更新し、国内トイレタリー・化粧品メーカーとして初めて2000億円を突破した。

 期初に掲げた費用を+3%、売上高伸長率を+5%、営業利益伸長率を+8%強にするという目標に対しては、費用が+2.2%、売上高実質伸長率が+5.6%、営業利益伸長率が+10.4%となり、目指すイメージに近い形で進捗した。

 また、「K20」の目標の1つに掲げていた「メリーズ・アタック・ビオレの1000億円突破」は2017年度中に達成している。

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