ポーラ・オルビスHD2017年12月期、2ケタ増収増益

粧業日報 2018年2月20日号 2ページ

ポーラ・オルビスHD2017年12月期、2ケタ増収増益
 ポーラ・オルビスホールディングスの2017年12月期連結業績は、売上高が前期比11.8%増の2443億3500万円、営業利益が44.9%増の388億8100万円、経常利益が44.7%増の392億5000万円、当期純利益が62.7%増の384億3000万円となり、2ケタの増収増益、8期連続の増収増益、過去最高益を達成した。

 ポーラはリンクルショットが牽引役となり、大幅増収増益となった。オルビスは既存客の離脱トレンドが続き減収減益となっている。海外ブランドは計画通り損失が改善。育成ブランドは「THREE」「DECENCIA」が引き続き好調を維持した。

 連結売上に占めるインバウンド比率は、約7%(前期比1P増)となっている。

 売上原価については、ポーラの高価格帯で売上構成比が高まり、原価率が前期の18.74%から1.7P改善し17.04%となった。

 事業セグメント別の実績は、ビューティケアが売上高で12.2%増の2271億3300万円、営業利益で47.2%増の381億2100万円、不動産が売上高で11.5%減の26億9400万円、営業利益で22.4%減の10億8200万円、その他が売上高で11.7%増の145億700万円、営業損失で3億1400万円(前期は1億3300万円の損失)となった。

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