星の国商事、飽くなき挑戦で成長続ける老舗化粧品店

週刊粧業 2018年2月26日号 5ページ

星の国商事、飽くなき挑戦で成長続ける老舗化粧品店
 星の国商事は1948年の創業で、道内に化粧品専門店を3店舗(ビーハウス星の国 アピア本店・イオン岩見沢店・アスティ45店)展開する。

 昨年度(2018年1月期)は、同社が掲げるビジョン「きちんと化粧品を買うなら星の国」の達成に向け、主に「星の国のブランド化」「絆づくり(信頼関係)」「活動に絞る(綺麗を実現)」「人材育成」の4つの取り組みを推進した。

 その結果、全体売上が前年比約5%増と好調に推移した。2017年度の具体的な取り組みと2018年度からの新たな試み、今後の抱負などについて、高瀬直樹社長に話を伺った。

4つの取り組みを積極的に推進
高額会員との絆づくりが深化

 「星の国のブランド化」の取り組みでは、資生堂・若手経営者の会(NCC)が主催するコスメティック甲子園の大会ロゴマークを手掛けたMARU・杉山紘一氏にロゴマークとキャラクターの制作を依頼し、2014年8月以降、店頭でも紙袋や看板などに採用。星の国ブランドの認知拡大を進めてきた。

 昨年度は、年2回のセールで配布するアメニティグッズの景品として、同社のロゴマークを刺繍した今治タオルをプレゼントしたほか、新たにキャラクター入りのオリジナルビニール袋を作成するなど、星の国ブランドのさらなる認知拡大に努めた。

 「絆づくり(信頼関係)」の取り組みでは、「お客様との信頼関係を作り、綺麗を実現するための活動」(高瀬社長)として、販売を伴わない特別なお手入れ会「ラグジュアリーサロン」を一昨年度から開催している。

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