伊勢半、「KISSME」を冠に据え印象刷新

週刊粧業 2018年4月16日号 7ページ

伊勢半、「KISSME」を冠に据え印象刷新
 2025年に創業200周年を迎える伊勢半は、歴史に裏打ちされた「KISSME」をコーポレートブランドへ押し上げるため、「KISSME PROJECT」を立ち上げて末端へ向けた普及・啓蒙活動を展開している。

 皮切りとして3月30~31日の両日、東京渋谷で『キス文字メッセージ』×『キスアートイベント』イベントを開催するなど、活動が早くもトップギアに入った印象を受ける。

 活動の端緒や今後の方向性を、開発本部 デジタルマーケティング・広報宣伝部長の大町龍氏に聞いた。

 ――2017年夏に「KISSME」のイメージ変更プランを聞いて以降、貴社の並々ならぬ意欲を感じています。

 大町 昔からあったブランドを改めて、新しい形で打ち出している。

 創業200周年を迎える2025年に向け、「企業価値向上委員会」を立ち上げ、今後、お客様に選ばれ続ける企業であるために何をすべきかを検討した。

 そうして、祖業の口紅から長い歴史をもってお客様の美を追求してきた中で、「口紅のKISSME」としてお客様の認知度が高いことを再認識することができた。

 「KISSME」という名称は、国内だけでなく海外でも非常に知名度が高く、香港や台湾、韓国で認知度調査を行ったところ、代理店や小売業を相手にしたインタビューでは3国の認知率が100%であることがわかった。改めて、ずっと大切にすべきブランドだと実感した。

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