スクロール、収益力回復で2期ぶりに増収増益

訪販ジャーナル 2018年5月14日号 1ページ

スクロール、収益力回復で2期ぶりに増収増益
 プライベート化粧品などを商材に通販事業を展開しているスクロール(東証1部)の2018年3月期連結決算は、本業の儲けを示す営業利益が前期比4.9%増と堅調だった一方、減損損失17億1000万円を計上したことにより当期純損失は10億3500万円(前期は6億7200万円の純利益)となった。

 売上高は5.7%増の622億700万円、営業利益は4.9%増の13億300万円、経常利益は7.9%増の14億5800万円だった。

 減損損失の内訳は、子会社ナチュラピュリファイ研究所とT&Mにおいて、株式取得時に想定していた収益が見込めなくなったため、のれんの未償却残高17億1000万円(ナチュラピュリファイ研究所:8億5800万円、T&M:8億5100万円)を減損損失として計上した。

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