銀座ロフト、新たな挑戦を続ける次世代型売場

週刊粧業 2018年6月11日号 5ページ

銀座ロフト、新たな挑戦を続ける次世代型売場
 2017年6月23日にロフト銀座店がベルビア館にオープンしてからまもなく1年になる。同年6月11日に閉店した有楽町ロフトには多数の顧客がついていたことから近隣のロケーションを探した。

 1987年に創業した渋谷ロフトが30周年という節目の年でもあり、ロフトのコンセプトである「時の器」に基づき、時代に合った生活提案をしてニーズに応えるため、銀座に次世代型ロフトをオープンした。豊田美紀銀座ロフトボディー&ビューティマネージャーに化粧品売場の現況と今後の展望を伺った。

低めの什器で視界を広げ
ナチュラルコスメを充実化

 同店は、地上3~6階の5フロア構成(述べ床面積1002坪)で、「ボディー&ビューティー」を展開する3階に約262坪のスペースを充てた。ロフトはボディー&ビューティーと文具雑貨の売上シェアが高く、銀座店には美に関心が高い人が集まることから、グランドフロアに相当する3Fにボディー&ビューティー売場を設けた。 

 アクセスは東京メトロ銀座1丁目駅から徒歩1分、銀座駅とJR有楽町駅からそれぞれ5分の好立地にある。場所柄、週末が特に賑わう。

 ロフトのターゲットは30歳前後だが、銀座店の来店調査では30代後半~40代も多く、親子で訪れる人や、大人世代の夫婦もみかける。銀座は学生の通学経路ではないため、渋谷店や池袋店に比べると10代の姿は少ない。

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