フォーデイズ、誘導化粧水でさらなる飛躍期す

訪販ジャーナル 2018年7月9日号 4ページ

フォーデイズ、誘導化粧水でさらなる飛躍期す
 核酸飲料をメイン商材にネットワークビジネスを展開しているフォーデイズは、昨秋に発売して売上予測を超えた「ムーサ インデュース ローション」(100mL・7700円)の売れ行き本格化を目指し、この晩夏・初秋から提案のギアを上げる構えを打ち出している。

 最初の発売日が2017年10月18日だった同品は、洗顔後のまっさらな状態の肌へいの一番に使う化粧水として提案したところ、決算期末の2018年3月までに化粧品単品としては大きな売上を叩き出したという。

 「売上のプラスオン効果だけではなく、前線の活性化という意味で、タッチポイントの増加に貢献したほか、20~30代の会員様を迎えることができた」(マーケティング部)

 こうした一連の成果を単発で終わらせないため、フォーデイズは秋の気配の到来を目途に「ムーサ インデュース ローション」の拡販に込める力を強めていく。

 注力の背景について、化粧品企画部の大橋美智子部長は、「これの良さを本当に分かっていただけるのは、アフターサマーだ」と強調している。

 具体的にいうと、厳しい夏を過ごした肌は強い紫外線や冷房による乾燥への防御作用として、角質が分厚くなってザラザラにしていることから、ここへ有用成分を塗布してもなかなか浸透しにくいという。

 そこで、「ガラクトミセス/豆乳発酵液」の働きによって、やわらかな肌へ導く同商品は、美容液などの浸透を助ける「サポーター化粧水」として愛用者基盤を構築してきた。

 また昨今、アンテナを張って美容情報を得ている化粧品フリークは、「発酵」が醸す効能・効果に期待値を高めているとされ、こうした実態も同品の売上増大で追い風になっているという。
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