資生堂2018年第2四半期決算、大幅増収増益

粧業日報 2018年8月23日号 1ページ

資生堂2018年第2四半期決算、大幅増収増益
 資生堂の2018年12月期第2四半期連結業績(日本基準、1~6月)は、売上高が前年同期比12.8%増(為替影響を除く実質11.9%増)の5325億9600万円、営業利益が105.1%増の711億1100万円、経常利益が112.9%増の728億700万円、純利益が153.5%増の476億6600万円となり、純利益は年間ベースでの過去最高(2008年3月期、355億円)を上回った。

 2018年上期のコスト構造実績は、原価率が2.5P減の20.5%、マーケティングコストが0.6P増の24.5%、ブランド・研究開発費が0.2P増の5.1%、人件費(BC人件費含む)が2.6P減の22.3%、経費が1.8P減の14.2%、営業利益が6.1P増の13.4%となっており、マーケティング投資を強化しながら、売上成長と収益性向上を実現している。

 ブランド別売上高増減実績は、プラス要因として「SHISEIDO」が143億円(23%増)、「クレ・ド・ポー ボーテ」が125億円(26%増)、「NARS」が61億円(32%増)、「イプサ」が34億円(34%増)、「Laura Mercier」が23億円(28%増)、「エリクシール」が117億円(48%増)、「アネッサ」が116億円(45%増)、「Dolce&Gabbana」が43億円(23%増)、「その他ブランド」が99億円、「為替影響」が43億円、マイナス要因として「Zotos事業譲渡影響等」が199億円となっている。

 Zotos事業譲渡影響等を除く実質売上成長(761億円)のうち、前述の主要8ブランドで662億円(構成比87%)の増収を確保した。

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