アウトオブブランド、独自路線全開

C&T 2018年6月15日号 9ページ

アウトオブブランド、独自路線全開
 アウトオブブランドは年々顔ぶれが少なくなっている。マスブランドとはまた違った使命を背負い、それぞれ独自の進化を遂げてきたが、ここにきて親会社の事業部の一つとしてブランドを継続していく動きがみられる。

 インバウンド効果で売上を伸ばし、オリジナリティあふれる商品企画で多くの新客を取り込むなど、数々の偉業を成し遂げているブランドもある。コンセプトの軸を守りながら、エッヂの効いた商品を次々と打ち出す取り組みはファンを飽きさせることがない。有力ブランドの動向と展望を探った。

 弊誌がアウトオブブランドの特集を初めてちょうど10年になる。10年前に紹介した「リサージ」は2014年にカネボウ化粧品に吸収合併、「アユーラ」は2015年8月にアインホールディングス(当時はアインファーマシーズ)に株式譲渡された。

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