matsukiyoLAB 上大岡店、売上上位店が衣替えで陣容強化へ

週刊粧業 2018年10月22日号 52ページ

matsukiyoLAB 上大岡店、売上上位店が衣替えで陣容強化へ
 ドラッグストア大手マツモトキヨシホールディングスは2015年9月、同社の膝元に「次世代型ヘルスケア店舗」と掲げるmatsukiyoLAB新松戸駅前店を開店し、世間へ既定路線とは違った商品群・新体験を打ち出していくことを満天下に示した。

 同年は都内に免税特化型の新店をオープンしたほか、羽田の空港関連施設にも活躍の場を広げるなど、多彩な店舗フォーマットで知られる同社が、飽くなき向上心を見せた1年だった。

 中でも、とりわけ「LAB」は脱・旧態へと魂を込めた新規路線で、現在にかけて新松戸から始まった1号店が、東へ東へと計12店舗網まで陣容を拡大している。今回は、新しさで2番目にあたる上大岡店の進捗を紹介する。

「マツモトキヨシ」から「LAB」へ
時代に適合しつつ衣替えを実行

 鮮烈だった旧マツモトキヨシの黄色い看板を引き下げ、約3カ月を要した工事期間を終え、新装matsukiyoLAB 上大岡店が開店したのは6月1日だった。

 上大岡駅は横浜市の大動脈にあたる京浜急行線と横浜市営地下鉄の主要拠点で、2路線を合わせた1日当たりの平均的な乗降人数は21万9200人とされ、ここへ計40路線の定期バスが乗り入れるという県内有数の人通りを擁している。

 そうした駅構内に構えるLAB上大岡は、バスターミナルと駅が接続する絶好の位置に売場を得ている。

 ちょうど、2つの大きな海流がぶつかり合って絶好の漁場を生み出しているように見える。

 競合ばかりか社内他店店舗からでさえ垂涎の目線が向きそうな立地であるだけに、上大岡店は、時代性に適合しながら衣替えをしていかなければならない。

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