ユーグレナ、バングラディシュで高栄養価クッキーを配布

週刊粧業 2019年1月1日号 85ページ

ユーグレナ、バングラディシュで高栄養価クッキーを配布
 ユーグレナは1998年、出雲充社長がバングラディシュを訪れた際に栄養問題の厳しい現実を目の当たりにし、世界の栄養問題を解決しようとユーグレナに着目したところから始まる。

 そのような意味では対象商品の販売につき10円を協賛金に充て、バングラディシュの子供たちに栄養バランスのとれたユーグレナクッキーを配るユーグレナGENKIプログラムは、非常に大きな意味を持つ。

 ――バングラディシュは栄養失調の人が多いのでしょうか。

 末木 アフリカのようなひどい飢餓状態ではなく食糧があるが、栄養バランスが非常に偏っている。

 農業国として米飯を非常に多く食べるので糖尿病にかかる人が多い。36%の子供が発育不全でビタミンE、鉄、ヨウ素、亜鉛が不足している。

 GENKIプログラムのクッキーは1食6枚入りで、50g(230カロリー)の中に0.5gのユーグレナ粉末を配合、イスラム教徒が多いので、ハラル認証を取得している。

 ユーグレナ粉末は日本から輸出し、クッキーは地元の工場で製造する。賞味期限が半年あるので学校で保管し、配布してもらう。2014年4月にスタートしたが、イギリスの植民地だったので紅茶と一緒にクッキーを食べる習慣がある。

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