全卸連 森友徳兵衛会長、次世代の育成で業界活性化へ

週刊粧業 2019年1月1日号 16ページ

全卸連 森友徳兵衛会長、次世代の育成で業界活性化へ
 全国化粧品日用品卸連合会(全卸連)では、卸業界の活性化や次世代の育成を積極的に行っている。

 業界内の連携を図るチャリティーボウリング大会や、青年部会「0‐NEXT」(ゼロネクスト)が企画した展示会「Great Deal Show」など、新たな取り組みを始めている。

 全卸連の取り組みについて、全卸連会長の森友徳兵衛氏(森友通商社長)に話を伺った。

「未来の卸制度構築」に向けて
次世代見据えた取り組みを強化

 ――現在の全卸連の状況をお聞かせください。

 森友 地域卸が中心の全卸連では、地域卸の後継者問題が1つの課題となっていた。

 こうした問題に対応すべく発足した卸流通アカデミーでは、次世代の業界を担う若い人に、ベースとなる財務諸表の読み方などを1から教えてきた。卸業界の若い世代に夢とビジョンを与える意味でも、意義のある組織になってきている。

 卸流通アカデミーの成果に限らず、徐々に人材が育ってきていると感じている。その1つの成果がサプリコだろう。

 共同企画販売を目的として10年前に立ち上げたサプリコでは、「良品スタジオ」や「RS2」といったPB商品が200アイテムを超えた。

 自分たちの商品を売るイメージチェンジができると同時に、自分たちが頑張って売った分だけ利益も出るため、良い方向に機能している。

あと80%

週刊粧業の有料プラン(制限なし)をご契約の方のみ閲覧可能です

  • PC、スマホからいつでも
  • WEBでかんたん記事検索
  • お手元に届く紙面版も販売
有料プランについてはこちら
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > 全卸連 森友徳兵衛会長、次世代の育成で業界活性化へ

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop