尾崎食品 尾崎社長、「柑橘王国」で愛媛産をブランド化

週刊粧業 2019年4月1日号 16ページ

尾崎食品 尾崎社長、「柑橘王国」で愛媛産をブランド化
 小売流通の業界再編が大きく進んだ2000年代初頭、愛媛県宇和島市内で総合食品卸・商社として半世紀以上にわたり信頼を築いてきた会社が、食品メーカーに転身して新たなスタートをきった。

 尾崎食品が「柑橘王国」ブランドを立ち上げて約15年になる。「飲む酢」や「食べる酢グミ」といった人気シリーズを軸にギフト需要を取り込んでいる。

 業態転換を決断した尾崎景一郎社長は、「M&Aによる大企業化が進み、地方の総合商社には強い向かい風が吹いていた」と当時を振り返る。

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