コーセーミルボン、美容室専売ブランド「インプレア」を導入

粧業日報 2019年4月9日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 2023年までに売上高50億円、将来的には海外の展開も視野に
  • 「美容室」を化粧品市場の第8のチャネルとして確立
コーセーミルボン、美容室専売ブランド「インプレア」を導入
 コーセー ミルボン コスメティクスは、コーセーとミルボンの初の協業により開発した美容室専売化粧品ブランド「インプレア」を導入し、コーセーの皮膚科学研究・美容成分研究とミルボンの毛髪・頭皮研究の強みを融合したスキンケアとメークアップ商品(18品目23品種、500円~1万円)を、4月より一部美容室にて順次取り扱いを開始し、9月1日より全国発売する。

 コーセーとミルボンは、化粧品市場にて既に確立された7つのチャネル(百貨店・化粧品店・ドラッグストア・コンビニ・GMS・訪問販売・ネット販売)から顧客を奪うという発想ではなく、顧客と定期的に深いコミュニケーションを図れる優位性を活かし、新たな需要を喚起することで、「美容室」を第8のチャネルとして確立し、現状で150億円程度にとどまる美容室ルートの化粧品販売高を、市場の約1割にあたる1700億円まで拡大する先導役になることを最終目標とし、当面は2023年までに売上高50億円を目指す。

 さらに、国内でのビジネスが軌道に乗った段階で海外での展開も進めていく。

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