くすりの福太郎 新橋店、通勤客・インバウンド客の獲得へ

週刊粧業 2019年10月21日号 32ページ

くすりの福太郎 新橋店、通勤客・インバウンド客の獲得へ
 ツルハホールディングスのグループ会社で関東地方に200店舗以上を展開するくすりの福太郎(本社=千葉県鎌ヶ谷市、小川久哉社長)は、駅前の都市型店舗と人口密集地の住宅街や繁華街を中心に出店を進めている。

 PB商品の開発にも積極的に取り組んでおり、オリジナルヘアケアブランド「ラ・ヴィラ・ヴィータ」は好調な販売を続けている。今回、10月1日に新橋店が新規オープンした。

 同店の展望や注力事業について、営業本部営業部課長スーパーバイザーの佐藤将裕氏と商品部次長の三ツ橋泰明氏に伺った。

需要の取り込みで地域性活かす
PBヘアケア商品の提案にも注力

 くすりの福太郎は、新橋駅銀座口の正面に新店となる新橋店を、10月1日(9月30日プレオープン)にオープンした。

 新橋駅という立地を活かし、通勤客をターゲットとするとともに、銀座に程近いという立地特性から、アジア圏を中心としたインバウンド客の獲得にも注力している。

 店内は3層構造になっている。1階の入口付近には食品や飲料、衛生用品や機能性食品を、1階奥にはセルフ化粧品を中心に配置し、サラリーマンやOLをターゲットに、朝の通勤時間帯の利用を見込んでいる。

 地下1階には日用雑貨を中心に、お菓子などの食品も配置しており、主に昼以降の誘導を見込んでいる。

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