2019年業態別化粧品販売高、通信販売・百貨店が牽引役に

週刊粧業 2020年1月1日号 52ページ

2019年業態別化粧品販売高、通信販売・百貨店が牽引役に
 週刊粧業の推計では、2019年の業態別化粧品販売高は前年比2.1%増の2兆4348億9920万円となった。

 過去10年間の推移をみると、2009年以降、3年連続でマイナスを記録したものの、12年には0.4%増と再び上昇に転じ、それ以降は19年まで8年連続でプラス推移となっている。

 19年は、15年~18年まで4年続けてインバウンド需要が盛り上がっていたところに、中国新EC法のマイナス影響が直撃することから、反動影響も懸念されたが、訪日外国人客の増加によるプラス影響や通信販売の伸びに支えられ、前年を上回る販売額で推移した。この結果、2%前半の成長率で着地したようだ。

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