ファンケル、白麹菌含有成分に美肌機能を発見

訪販ジャーナル 2020年2月17日号 4ページ

ファンケル、白麹菌含有成分に美肌機能を発見
 ファンケルは、キリンホールディングスとの間で、2019 年の資本業務提携を契機に両社で協働し共同研究を始めており、今回、キリンが保有する白麹菌に含まれる成分「14-デヒドロエルゴステロール(以降「14-DHE」と表記)」が、美肌機能に関わるタンパク「アルギナーゼ1」の活性を高めることを発見した。

 キリンでは、自社が保有する「白麹菌(Aspergillus kawachii )」に含まれるステロール類の「14-DHE」に、経口摂取で高い肌質の改善効果があることを確認していたが、どのように肌に働くかというメカニズムは未解明だった。

 そこで、この「14-DHE」の肌質改善に関するメカニズムの解明と皮膚への効果を視野に入れてファンケルと共同研究を始めた。

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