イルミルド製薬、ECカスタマーニーズを的確に捉え急成長

C&T 2019年12月16日号 88ページ

イルミルド製薬、ECカスタマーニーズを的確に捉え急成長
 EC卸流通を祖業とするイルミルド製薬は、2015年後半からプライベートブランド(PB)の企画開発・販売をスタートし、わずか3年でオーガニックコスメブランド「ALLNA ORGANIC(オルナオーガニック)」やメンズコスメブランド「HMENZ(エイチメンズ)」、美白スキンケアブランド「WHITH WHITE(フィスホワイト)など7ブランド・約100アイテムをラインナップした。

 その中から、大手ECでランキング1位を獲得する商品が複数誕生しており、年商も20億円を突破する勢いを示している。

 西俊彦社長が「高い目標を設定し取り組んでいく」と話すように、2022年を目途に売上高100億円企業を目指す。

EC卸で培った目利きを活かし
スピード開発でランキング1位を輩出

 創業当時は、ナショナルブランド(NB)を仕入れECで販売していた。「家電から生活雑貨までジャンルを問わず様々な商品を取り扱ってきた」(西社長)

 EC市場への参入企業の増加とともに、価格競争の激しさが増す中で、「企業として成長していくために、利益率を重視した経営へとシフトしていった」(西社長)。

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