異業種・海外企業マッチング、持続的な企業価値向上の処方箋に

C&T 2020年3月16日号 71ページ

異業種・海外企業マッチング、持続的な企業価値向上の処方箋に
 企業の持続的な成長の実現に向けては、デジタル化への対応など課題は多岐にわたるが、グローバル競争の激化を背景に成長戦略の重点施策としてM&Aを掲げる日本企業が増えている。

 化粧品業界では、大手を中心に海外ブランドを買収することで海外商流を開拓・拡大する動きが強まっている。

 日本国内においては、人口減少とそれにともなう市場縮小とともに業界再編が進み、自社に足りていない領域を専門とする企業との連携や、IT・システム会社など異業種が新たなマネタイズ戦略として化粧品会社との協業に取り組む動きもみられる。

 日本企業に対してM&Aアドバイザリー事業を展開するKOBOは、企業間連携を図る際に「まず準備すべきこと」として、「自社の企業価値を知ること」を強調する。

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