富士経済、メンズコスメ・ヘアケア・ヘアメイクの国内市場を調査

訪販ジャーナル 2020年6月15日号 8ページ

富士経済、メンズコスメ・ヘアケア・ヘアメイクの国内市場を調査
 富士経済は、ボタニカルやオーガニック訴求商品が好調なヘアケア・ヘアメイクと、フェイスケアアイテムの使用率上昇により拡大が続くメンズコスメティックスの国内市場を調査した。

 2019年のメンズフェイスケア市場は前年比5.3%増の257億円となった。効果的なスキンケアの方法が浸透することで、洗顔料に加え、化粧水や乳液など整肌料の使用率が上昇し、市場は拡大した。

 オールインワンやエイジングケア商品などバリエーションの広がりによる整肌料の好調、メンズメークアップが注目を集めたことにより、整肌料は簡便性を訴求するオールインワンなどで未使用者も開拓しており、今後も市場をけん引するとみられる。2022年は2019年比10.1%増の283億円が予測される。

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