PALTAC、中期計画で新物流モデルの構築を

粧業日報 2020年9月15日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 営業改革のアクションが進行
  • 店頭実現率の低下に着目、第1四半期決算は微減収微減益
PALTAC、中期計画で新物流モデルの構築を
 PALTAC(糟谷誠一社長)は今年度、中期経営計画の最終年を迎え、新物流モデルの確立や営業改革を最重点課題に掲げている。

 コロナ禍で先行きが不透明な中、日常生活に必要な商品の安定供給を最優先する。同時に事業の継続に向け、従業員が心身とも健康で働ける環境づくりに取り組んでいる。

 6月第1四半期の業績はインバウンド消費の消滅や昨年11月の埼玉RDC(埼玉県北葛飾郡)の稼働による償却費の増加で減収減益となったが、昨年下期に新設したSCM本部の活動や、営業改革に向けた具体的なアクションが進行している。

 新物流モデルの確立に向け、18年8月にRDC新潟(新潟県見附市)を稼働させ、バラピッキングの生産性を既存センターの2倍に高めた。

 20年11月稼働のRDC埼玉は、それをアップスケールし、AI、ロボットを搭載した最新鋭のセンターでRDC新潟の約5倍の1200億円の出荷能力をもつ。段階的に稼働を進め、まずRDC東京、RDC関東(一部)から移管し、今年3月の時点で年間出荷額800億円となった。

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