キリン堂HD、ファンドとの協業で株式非公開化へ

粧業日報 2020年9月29日号 1ページ

カンタンに言うと

  •  次の成長に向けM&A、ブランド買収を視野に
キリン堂HD、ファンドとの協業で株式非公開化へ
  キリン堂ホールディングス(寺西豊彦社長)は9月10日、米国の投資ファウンド、ベインキャピタルとの協業でMBO(マネジメント・バイアウト)を実施し、株式を非公開化すると発表した。

 特別目的会社のBCJ-48が9月11日から10月26日までの期間、1株3500円で公開買付けによって966万0879株の取得を予定している。

 公開買付け終了後も、寺西忠幸会長、寺西豊彦社長は経営に携わる。手続き完了後3カ月内に寺西会長、社長は直接あるいは間接的に株式を取得する。所有割合は会長・社長40%、ファウンド60%をイメージしている。

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