I-ne・大西洋平社長、今後の成長戦略を語る

粧業日報 2020年10月16日号 4ページ

カンタンに言うと

  • アジアを代表する「Beauty Tech Company」と営業利益率15%の実現めざす
  • 中国事業を成長戦略の核とし、国内を超える売上規模めざす
I-ne・大西洋平社長、今後の成長戦略を語る
 ボタニカルシャンプー「BOTANIST」を展開するI-neは、東証マザーズに新規上場した9月25日、オンラインで会見を開き、大西洋平社長が今後の成長戦略について説明した。

 大西氏は、大学在学中にモバイル通販市場とブログメディアの拡大に着目し、個人事業主としてアパレル通販のY.B.Oを設立。EC×ブログPRを強みとした事業をスタートした。

 その後、美容のモバイル通販にシフトチェンジし、次々に新規事業を考案する中で、「ネットで流行らせたものを店頭で売る」(流行を創る→EC→卸、現在でいうOMO)という独自のビジネスモデルを確立していった。

 2007年3月に設立したI-neは、生産機能を外部企業に委託するファブレスのメーカーとして、国内外にオンライン・オフラインの販売チャネルを構築。現在は、「生活者のライフスタイルを豊かにする」を基軸に、ボタニカルシャンプー「BOTANIST」や、美容家電ブランド「SALONIA」、クレイヘアケアブランド「DROAS」、ダレノガレ明美プロデュースのコスメライン「CAROME」など18のブランドを展開している。

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