シンクタンクが分析する2021年国内化粧品市場

週刊粧業 2020年10月19日号 38ページ

カンタンに言うと

  • 市場は9年ぶりに縮小の見通しも、シワ改善・敏感肌化粧品が好調
  • マスク着用を前提とした商品開発とD2Cに注目
シンクタンクが分析する2021年国内化粧品市場
 2020年の国内化粧品市場は、コロナ禍で経済活動が大きく停滞した影響で、東日本大震災が発生した2011年以来、9年ぶりの縮小となる見通しだ。

 入国制限による訪日観光客の減少でインバウンド需要が消失し、内需についても緊急事態宣言の発出に伴う百貨店や駅ビルの休業に加え、外出自粛によるメークアップ機会の低下で化粧品そのものの需要が減少したことで、スキンケアやメークアップなどの主要カテゴリーが軒並みマイナスとなった。

 今特集では、シンクタンク5社に2020年の国内化粧品市場の見通しや主要カテゴリー・チャネルの動向、今後の展望を尋ねた。

 主要カテゴリーの動向をみると、スキンケアでは他のカテゴリーと比較してインバンド需要の影響が大きく、タッチアップの自粛などでカウンセリングによる需要喚起も難しくなっていることから厳しい状況となった。

 そうした中でも、シワ改善を訴求した化粧品が、価格帯や使用部位、販売チャネルなど多方面で広がりをみせており、好調に推移した。

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