西武池袋本店、コロナ禍でコンビニ受け取りが可能なe.デパートに脚光

C&T 2020年12月15日号 90ページ

カンタンに言うと

  • 自動販売機を使用した非接触サンプリングやリモートカウンセリングなど新たな試みが好評
西武池袋本店、コロナ禍でコンビニ受け取りが可能なe.デパートに脚光
 西武池袋本店は、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の発令に伴い、4月8日から食品売場を除いて臨時休業となった。48ブランドがカウンターを構える化粧品売場では、5月26日から段階的に営業を再開し、6月1日に全ブランドが営業を再開した。

 化粧品売場では上期(3~8月)、営業自粛の影響で店頭売上が厳しい状況に追い込まれた一方で、48ブランド中約40ブランドが参画する西武・そごうの公式ショッピングサイト「e.デパート」での5月単月の化粧品売上が前年同月比でほぼ倍増となった。

 ECチャネルは他の百貨店でも展開しているが、西武池袋本店ではセブン&アイグループのインフラを活用し、「e.デパート」で購入した化粧品をセブン-イレブンで受け取れるサービスの提供により、競合他社との大きな差別化を図っている。

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