サンスター財団、ハーバード大などへの海外留学生を募集

粧業日報 2021年3月1日号 4ページ

サンスター財団、ハーバード大などへの海外留学生を募集
 一般財団法人サンスター財団は、糖尿病・糖尿病合併症・糖尿病と全身疾患の関連性・歯科疾患と全身疾患の関連性に関する予防・運動・食事を含む歯科・医科分野の基礎研究・臨床応用研究への支援として、海外留学生2名を募集する。

 募集期間は今年4月1日~6月15日で、国内の大学、研究機関、医療機関の糖尿病、歯周病の専門家で構成される選考委員による独立性・公平性を重視した書類審査、面接選考を経て留学助成金受給者を決定し、2022年から2年間留学するスケジュールとなる。

 留学生の対象は、日本の歯科・医科・栄養学・生化学分野等の39才以下の研究者とし、世界最大の糖尿病研究・教育・診療機関である米国ハーバード大学医学部附属ジョスリン糖尿病センター、または応募者が希望する他の医科系・歯科系研究機関の研究室に2年間留学する渡航費、滞在費(総額11万ドル+100万円=約1300万円相当)を支給する。

 この留学生募集は、サンスター財団が「金田博夫研究助成基金」として2009年から実施しているもので、これまで国内の大学・大学院・大学病院の医科・歯科の若手研究者14名がジョスリン糖尿病センターに留学している。

 ジョスリン糖尿病センターとは研究で協力関係にあることから、応募時に受け入れ承諾書が不要だ。

 2020年の募集からは新たに、近年の口腔と全身の健康の関連性についての研究進展に鑑み、留学先をハーバード大学医学部附属ジョスリン糖尿病センターだけでなく、「応募者が希望する大学や研究機関」も選択できるよう拡大。研究テーマについても「糖尿病以外の全身疾患と歯科疾患の関連性」を追加し、口腔と全身の健康の関連性解明や、全身の健康増進に向けた医科・歯科など多職種連携による日本の医療および国民の健康保健の向上への貢献を目指している。
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > サンスター財団、ハーバード大などへの海外留学生を募集

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop