ライオン、2020年12月期決算は増収2ケタ増益

粧業日報 2021年3月4日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 事業利益は過去最高を更新、事業利益率も10%の大台に
  • 分野別ではビューティケア、地域別では北東アジアが牽引役に
  • 2030年に売上高6000億円水準、事業利益500億円水準めざす
ライオン、2020年12月期決算は増収2ケタ増益
 ライオンの2020年12月期決算(IFRS)は、売上高が2.3%増(為替影響を除く実質3.2%増)の3553億5200万円、従来の営業利益にあたる事業利益が19.6%増の359億3000万円、営業利益が47.7%増の440億7400万円、当期利益が45.3%増の298億7000万円となった。

 売上高、利益とも、11月5日に修正した目標をクリアした。10~12月は、消費低迷の影響を受けた東南アジアで苦戦したものの、戦略的に競争費を投下した国内主力分野(オーラルケア、柔軟剤)の販売が想定を大きく上回った。

 事業利益、営業利益、当期利益は過去最高を更新するとともに、事業利益率も10.1%(前期比1.5P増)となり、10%の大台をクリアしている。

 2月15日に行われた決算説明会で掬川正純社長は2020年度を振り返り、「新型コロナウイルス感染症の影響により、衛生関連品等の売上が増加した。また、売上増・売上構成変化による粗利増、コストダウンの推進等により事業利益は増加、事業利益率も上昇した。さらに、本社土地の譲渡益等により、営業利益、当期利益が前年に対して大幅に増加した」と語った。

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