イオン、21年2月期はコロナ禍による休業が響き最終赤字

粧業日報 2021年4月21日号 2ページ

カンタンに言うと

  • 新中計でデジタル売上、PBを拡大し営業収益11兆円へ
  • 前中計でGMS・SMの再編を完了
  • デジタルシフトが最優先課題
イオン、21年2月期はコロナ禍による休業が響き最終赤字
 イオン(吉田昭夫社長)の21年2月期連結決算はコロナ禍によって総合金融、ディベロッパー、サービス・専門店が苦戦し、最終赤字となった。

 20年度を最終とする中期経営計画も未達に終わった。今年度を起点とする5カ年の新しい中期経営計画ではデジタルシフト、商品改革、ヘルス&ウエルネスの進化に加え、海外事業の拡大に取り組む。

 デジタル売上を19年度の700億円から1兆円、PB売上を倍の2兆円、グループ全体での海外営業利益の比率を20%から25%に高めることが骨子となる。これらの施策で、25年度に営業収益11兆円、営業利益3800億円を目指す。

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