東色ピグメント、心身など7つのケアを取り入れた「東色ケアメイクアップ」を提案

週刊粧業 2021年5月17日号 13ページ

東色ピグメント、心身など7つのケアを取り入れた「東色ケアメイクアップ」を提案
 東色ピグメントは、「東色ケアメイクアップ」をメインテーマに、各種アイテムの紹介や、よりゴールに近い位置から製品づくりを支援できる独自のマーケティングシステム「東色プリズム」をさらに進化させたシステムを紹介する。

 マイクロプラスチックビーズに代替できる新原料の真球状セルロースパウダー「GE―800」も披露する。

 「東色ケアメイクアップ」とは、多様化するケアを「製品」「人」「時」「価値」「社会」「持続可能性」「情報」を7つのケアに分け、ケア要素を取り入れた製品づくりを指す。肌や身体への機能に加え、顧客への情報提供や廃棄物の低減等間接的な「ケア」も目指す。

 今回は、「東色ケアメイクアップ」を具現化した商品や提案を紹介する。

 一例として、日中ケア用のファンデーションは、紫外線など外的刺激から肌を守り、肌のバリア機能を維持する。

 真球状セルロースパウダー「GE―800」は、マイクロプラスチックビーズ規制に対応した原料で、「持続可能性」等のケアに寄与する。既存のマイクロプラスチックビーズと同等レベルの使用感を実現できるという。

 ブースでは、同原料に加え、原料を配合したパウダーファンデーションやルースパウダー等6処方の紹介も予定する。

 同原料の技術発表も実施予定で、5月19日(11時~)に「エコケアラブル(Eco―careable)なtPパウダー及びその応用」と題し特性や処方を紹介する。

 また「時間」のケアでは、「東色プリズム」を顧客がオンライン上で活用できる新たな提案を行う。よりゴールに近い位置からの商品づくりを目指す同システムは従来、社内のショールームに設置されたタッチパネルで顧客とともに使用感やカラーを選んでいた。

 現在運用に向けて構築中のオンラインシステムでは、顧客が自社の端末で選んだ商品の使用感や特長等を元にサンプルを作成。非接触でも要望を的確に汲み取りながら、迅速な商品作成が叶う。

 「社内蓄積の評価データをお客様の端末からも見ていただくことが可能となり、非接触で迅速な商品づくりができるオンラインシステムを整えつつある。ブースでは同システムを先行体験して頂けるよう2つの端末で実演し、利便性を実感していただく」(営業部営業Gリーダー 芳賀幸治氏)

 「情報」ケアでは前回の展示会同様、カラートレンドの変遷やカラー・テクスチャーマップなどを紹介する。メークアップ製品を中心に過去10年のトレンドをわかりやすく展示し、2022年春夏季の提案も行う。

 さらに今回は、特殊加工技術を用いたメークアップのサンプルも展示する。複数のカラーを仕切りなしで組み合わせた「多色プレス」や、エンボス加工など多様な技術を一覧にして紹介する。

 このほか、非来場者へ向けた技術紹介にも注力する。HP等で紹介できるシステムを構築し、オン・オフライン両軸のアピールを進めていく。

 「『東色ケアメイクアップ』により、メークアップ製品の商品サイクルがさらに早まる昨今、お客様のスピーディーな開発に寄与できる『ケア』も叶うと考えている。進化した『東色プリズム』を活用いただくことで、より良い製品開発に貢献していきたい」(取締役営業開発本部副本部長 鈴木直樹氏)
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