ライオン、ニューノーマル時代のオーラルケアでセミナーを開催

粧業日報 2021年6月18日号 2ページ

ライオン、ニューノーマル時代のオーラルケアでセミナーを開催
 ライオンは6月9日、「感染症とともに暮らす時代のオーラルケア」と題し、感染症が流行しているニューノーマル時代だからこそ留意したいオーラルケアについて、専門家の意見を交えた形でオンラインセミナーを開催した。

 合わせて、飛沫感染に対する不安から歯みがきに対して不安を感じている人が増えていることを踏まえ、飛沫の飛散を防止しながら行う歯みがき方法についても紹介した。

 当日は、第1部で神奈川歯科大学 副学長 大学院歯学研究科長の槻木恵一教授が「感染症とともに暮らす時代のオーラルケア」について、第2部でライオン歯科衛生研究所 歯科衛生士の福田真紀氏が「感染症下での歯みがき行動意識調査結果と口を閉じた歯みがきのコツ」と題してプレゼンテーションを行った。

 手洗い・口すすぎの歴史(約2500年前)は非常に古く、有史をさかのぼると、第10代・崇神天皇の時代に疫病がはやり、ヒトが集まる神社では手水舎の習慣が広まったといわれる。

 つまり、口を綺麗にすることは、科学が発達する遥か前から感染症予防に重要であると思われていたということだ。

 実際、歯科治療や歯科衛生士による専門的口腔ケアを行っていたグループA(n=98)と行っていなかったグループB(n=92)でインフルエンザの罹患率を調べた調査では、罹患率に約10倍(A:1、B:9)の開きがあるなど、口腔を綺麗にしておくことはウイルス感染対策になることが明らかになっている。

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