薬局アクアファーマシー、コロナ禍に合った販促活動を推進

週刊粧業 2021年10月18日号 31ページ

カンタンに言うと

  • 薬・化粧品・調剤で横断的な提案を
  • 販促活動で新たな試みに挑戦
  • 小規模な情報共有会を開催、訪問薬剤師による在宅医療も
  • 顧客データ活用で販促効率化、期待を超えて最善を尽くす
薬局アクアファーマシー、コロナ禍に合った販促活動を推進
 中屋薬局が運営する「薬局アクアファーマシー」は、JR・京王線橋本駅の北口を出てすぐの商業施設「ミウィ橋本」の1階に位置する。

 同店は一般医薬品を中心とするドラッグ部門・制度品ブランドを中心に取り扱う化粧品部門・調剤部門の3つの部門が、1つの店舗に凝縮されている。

 カテゴリー別構成比では化粧品と薬が双璧をなし、店舗全体の売上もオープンから堅調に推移している。

 今期の取り組みや今後の展望について、岡部仁史営業部長に話を伺った。

部門を超えた接客スタイルが
コロナ禍の顧客ニーズにマッチ

 薬・化粧品・調剤の3部門を取り扱っている「薬局アクアファーマシー」では、各部門同士の横断的な提案を心掛けている。2016年のリニューアル以降、顧客を一部門に固定化せず、生活シーン全体への提案に取り組んでいる。

 「それぞれの部門における専門性を高めつつも、3つの部門が孤立した形ではなく、一つのお店として結びつきながら、健康と美に関わる幅広いニーズに応えている」(岡部仁史営業部長)

 横断的な売場づくりはもちろん、化粧品スタッフに登録販売者資格を取得してもらうなど、スタッフへの意識づけにも積極的に取り組んでいる。こうすることで、同じキーワードに対してもスタッフの発想の幅が広がり、多角的な提案が可能になる。

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