ハッピーコスメタケイ、来店時の感動・共感の創出に磨き

週刊粧業 2021年10月18日号 9ページ

カンタンに言うと

  • コロナ禍に自店の強みを認識し顧客起点で新たな試みを展開
  • 対面接客のような電話応対を徹底、イベント感のある企画でもてなし
  • 好事例は共有し合い切磋琢磨、手を振り合える関係性を紡ぐ
ハッピーコスメタケイ、来店時の感動・共感の創出に磨き
 グランドールが運営する化粧品専門店「ハッピーコスメタケイ」は、地域密着型の路面店の強みを活かし、感染予防・対策を徹底しながら、来店した時の楽しさや喜びを生み出す様々な施策を投じてコロナ禍の顧客づくりを進めている。

 武井隆常務取締役は、「2013年のリニューアルから8年になるが、コロナ禍の状況にあってお客様との関係を改めて確認する機会になっている。お客様のために何ができるかを考え、まだまだ新しいことにチャレンジしていきたい」と話す。

 10年以上続けているというニューズレター「はっぴーこすめ通信」による情報発信を起点とした顧客づくりはコロナ禍も変わらず推進している。

コロナ禍に自店の強みを認識し
顧客起点で新たな試みを展開

 「ハッピーコスメタケイ」は、100坪の化粧品売場に資生堂、コーセー、アルビオン、カネボウ化粧品のカウンセリングブランドを中心に健康・美容食品なども充実させている。コロナ禍で中止しているがエステルームやキッズルームも完備している。

 「店内でブランドを横断して自分に合った化粧品を選べるのが専門店の特長でもある。化粧水と乳液は同じブランドでのライン使いを推奨しているが、カウンセリングを取り入れながら、気になった商品を実際に試していただける環境を整えている」(武井常務)

 13年のリニューアルまでは、「タケイ薬局 化粧品コーナー」として展開してきた。通勤などで毎日店前を通っていても化粧品の取扱店であることに気づいていない人が意外と多いことがわかり、化粧品売場の拡張・リニューアルに合わせて店名を「ハッピーコスメタケイ」に変更。医薬品や食品、日用品などを扱うコーナーも「ハッピードラッグタケイ」へ改名した。

 改装後は百貨店でも取り扱いがあるブランドを購入できる化粧品店であることが広く認知され、30~40代を中心とした若い女性の来店率が高まり、新規会員の獲得につなげている。

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