化粧品専門店アンケート2021、コロナ禍が一巡し課題・対策は明確化

週刊粧業 2021年10月18日号 6ページ

カンタンに言うと

  • 既存顧客との関係は深まる、新規顧客の育成に課題
  • 強化世代は30代と40代、カウンセリング活動を重視
  • 資生堂とアルビオンが評価を分け合う、経営体制に期待大
化粧品専門店アンケート2021、コロナ禍が一巡し課題・対策は明確化
 接客・カウンセリングサービスを軸に顧客づくりを推進する化粧品専門店は、地域密着型の路面店と駅ビル・商業施設内のテナント店の大きく2つに分けられる。

 傾向として、路面店は既存の会員顧客を中心としたサービスが軸になり、新規顧客の獲得や会員顧客の高齢化が成長課題となっているケースが多い。

 一方のテナント店は、家賃負担は大きいものの、その分、商業施設の集客力により新規顧客を開拓しやすい環境にある。だが、エステなど時間をかけた美容サービスの提供が難しく、路面店のような強固な顧客との関係を築くのはなかなか難しいとされている。

 今回の化粧品専門店へのアンケートで、回答15社が出店している立地は「中小規模商店街」が66.7%、「住宅地単独店」が13.3%、「SC・駅ビルのテナント」が13.3%、「大型商店街」が0%となっている。

 立地環境を踏まえ、以下の調査結果をみていくこととする。また、比較対象とする20年調査の回答企業の店舗立地の構成比は、中小規模商店街が36.8%、住宅地単独店が31.6%、SC・駅ビルのテナントが21.1%、大型商店街が10.5%となっている。

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