ライオン、21年12月期第3四半期は増収減益

粧業日報 2021年11月16日号 1ページ

カンタンに言うと

  • ハンドソープの減収をハブラシ、柔軟剤、解熱鎮痛剤でカバー

ライオン、21年12月期第3四半期は増収減益
 ライオンの2021年12月期第3四半期連結業績(IFRS、1~9月)は、売上高が前年同期比2.1%増(為替影響を除く実質1.0%増)の2675億9000万円、事業利益(日本基準による営業利益)が15.0%減の253億9000万円、営業利益が33.4%減の254億7000万円、当期利益が30.1%減の190億2000万円となった。

 11月8日に開催された記者懇談会で掬川正純社長は、「一般用消費財はハンドソープの減収をハブラシ、柔軟剤、解熱鎮痛剤でカバーし、ほぼ前年並みとなった。海外は東南アジアが厳しい市場環境の中、堅調に推移するとともに、中国の好調が継続し増収となった。産業用品は、市況回復により化学品分野が牽引し増収となっている。事業利益はトータルコストダウンを推進するも、競争費用の増加や原材料価格の上昇(特に東南アジア)により減益となった。営業利益・当期利益については事業利益の減益に加え、昨年固定資産(本社土地)譲渡益があったことから減益になっている」と決算概要を説明した。

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