週刊粧業調べ 2021年新商品発売状況(化粧品・日用品)

週刊粧業 2022年1月1日号 36ページ

カンタンに言うと

  • ニューノーマル対応に軸足
週刊粧業調べ 2021年新商品発売状況(化粧品・日用品)
 週刊粧業は、マーケット動向を探る指標の一つとして毎年、大手ブランドメーカーを中心に新商品の発売状況を追い、カテゴリー別に数量・価格の変動を調査している。

 ここでは、2021年新商品の発売状況をもとに、カテゴリー毎のトレンドを振り返り、22年の傾向を予測する。

●スキンケア

 スキンケアは、数量が前年比52.9%減の169品、平均価格が15.3%増の6331円だった。数量は全ての品目で前年を下回る結果となった。

 平均単価が前年に比べて上昇した品目は、増加率の高い順に「スキンケアその他」(前年比669.4%増)、「美容液」(41.4%増)、「洗顔」(34.9%増)、「クレンジング」(22.7%増)、「パック」(2.6%増)の5品目で、洗浄系(洗顔・クレンジング)とスペシャルケア系(パック、スキンケアその他)のアイテムで高機能化が進んだことが推察される。

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