除菌・ハンドケア市場、手肌へのやさしさ強化する方向に

週刊粧業 2022年2月14日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 保湿訴求や摩擦レスなど手荒れ悩みへの対応を強化
  • 使いやすい泡タイプ消毒液を展開、ノンアルコールタイプの投入も進む
除菌・ハンドケア市場、手肌へのやさしさ強化する方向に
 富士経済によると、2021年のハンドソープ市場は、前年比22.4%減の250億円を見込んでいる。2021年は、数字に前年の反動がみられるものの、消費者の衛生意識は引き続き高い水準を維持しており、コロナ流行前を上回る形で推移した。

 コロナ禍では手荒れや乾燥に悩む人が増え、ハンドクリームの使用が拡大したほか、ハンドソープや消毒剤そのものについても、保湿を訴求した商品の投入が進んでいる。また、ノンアルコールを支持する層も拡がりつつある。

 今特集では、メーカー6社の商品を紹介する。

保湿訴求や摩擦レスなど
手荒れ悩みへの対応を強化

 生活者の清潔意識は引き続き高い水準を保っているものの、頻繁な手洗いや消毒による手荒れや乾燥に悩む人も多い。このような中、ハンドクリームの使用頻度は拡大し、保湿効果を訴求した商品を中心に伸長している。

 一方で、忙しく過ごしていたり、水仕事が多い人は、手洗いの度にハンドクリームなどでケアすることも難しい場合がある。コロナ禍が長引くにつれ、手荒れトラブルは深刻になり、そうした不満を解消する商品の投入が進み、消費者からも支持されているようだ。

 ライオンが2020年3月に発売した、きちんと殺菌して、うるおいバリアが手肌を守る「薬用ハンドコンディショニングソープ」も好調に推移しているという。

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