アルビオン、2021年12月期は売上高8.5%増の443億円

粧業日報 2022年3月16日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 国内売上の底打ち、輸出・海外売上の続伸、経費節減で黒字を回復
アルビオン、2021年12月期は売上高8.5%増の443億円
 アルビオンの2021年12月期決算(2021年4~12月、9カ月の変則決算)は、売上高が前年同期比8.5%増の443億3200万円、営業利益が17億8400万円(営業利益率4.0%)、当期純利益が14億7400万円(純利益率3.3%)となった。国内売上は6.2%増、輸出・海外売上は18.9%増となっている。

 2020年は新型コロナウイルスの拡大に伴う臨時休業やインバウンド消失などが響き、1956年の創業以来、初の営業赤字となったが、2021年は、国内売上の底打ち、輸出・海外売上の続伸、経費節減が結実し、黒字を回復した。

 小林章一社長は、2021年度の事業活動を振り返り、「営業本部の実績は日本人が99.7%、外国人が216.4%となった。特に外国人ではエレガンスの伸長(263.6%)が大きかった。この結果を踏まえ、2022年度は日本国内のお客様づくり、長期的な視野に立った愛用者づくりに取り組んでいく」と語った。

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