NCC、第30回オンライン全体会議を開催

粧業日報 2022年3月17日号 3ページ

カンタンに言うと

  • 第8ステージではデジタル施策強化と専門店の社会的地位向上めざす
NCC、第30回オンライン全体会議を開催
 全国の化粧品専門店の若手経営者・後継者で組織する自主運営組織「NCC若手経営者の会」は3月8日、第30回全体会議をオンラインで開催した。

 第8ステージ体制で初の全体会議となった今回は、LINE活動を軸とした21年のデジタル領域の取り組みについて振り返るとともに、Maps&Rsの高岡忠宏氏を講師を招き「店頭とSNSの連動ヒント」をテーマにしたセミナーを行った。さらに、第8ステージからの新たな取り組みとなる、資生堂・業界紙との連携企画「NCCフォーラム」を開催した。

 全体会議の挨拶に登壇した第8ステージの広瀬史貴会長(光広/HIROSEYA・岐阜)は、「NCCでは化粧品専門店の社会的地位向上をミッションとし、専門店の未来を描き、次世代を担う若き経営者たちのトップランナーとなるべく、資生堂さまとともに挑戦し続ける経営のプロ人材を育成することをビジョンに掲げ、このミッションとビジョンを実現するために業界の未来を創る活動をしている。我々を取り巻くビジネス環境は現在、ゴールが全く見えない川下り型で、障害物を乗り越えながら情報と助け合いで川を下ることが大切になっている。NCCをスポーツに例えるならばラグビー型で、どこのポジションからでもどんどん参加するように、瞬時にプロジェクトチームができてリーダーが選ばれ、それぞれの個性を発揮して即断即決で全国に広げるような組織づくりを目指している。化粧品専門店の社会的地位向上を目指すうえで、NCCではこれまでコスメティック甲子園で従業員にスポットライトを当て、それぞれのお店で輝く人を創り上げてきた。今回新たに開始する『NCCフォーラム』では、経営者とお店にスポットライトを当て、この2年で情報発信のネットワークを創り上げ、業界を盛り上げていきたい。第8ステージではこのほか、リアルだけで集まる会だったNCCをデジタルでつながる若手経営者のネットワークへと変え、経営者の学びの場に加えて店頭実践に活かせるようなプログラムを展開する。また、従来の分科会を資生堂様との店頭協働取組プラットフォームへと進化させ、デジタルからリアルへの戦略的活用と行動科学マネジメントを全員参加型プログラムで進めていく。さらには、外部のプロ講師を迎えた店頭実践サポートシステムといった有料プランも用意し、より早く次世代を担う若き経営者たちのトップランナーを生み出すという仕組みをこの第8ステージで構築していきたい」と語った。

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