2021年百貨店売場の最新動向、OMO推進でコロナ禍の環境変化に対応

C&T 2022年3月15日号 9ページ

2021年百貨店売場の最新動向、OMO推進でコロナ禍の環境変化に対応
 日本百貨店協会が発表した「全国百貨店売上高概況(2021年1~12月)」によると、2021年の百貨店年間売上高は既存店ベース(店舗数調整後)で前年比5.8%増の4兆4182億円と前年実績を上回ったものの、新型コロナウイルス感染症が拡大する前の前々年比では21.5%減にとどまった。

 また、インバウンド売上は33.1%減の459億円と2年連続のマイナスとなり、前々年比では86.7%減とさらに水準を下げた。

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