コーセー、2022年12月期第1四半期は減収増益

粧業日報 2022年5月20日号 3ページ

コーセー、2022年12月期第1四半期は減収増益
 コーセーの2022年12月期第1四半期連結業績(日本基準)は、売上高が前年同期比3.7%減(為替影響を除く実質5.9%減)の590億1300万円、営業利益が3億7000万円(前年同期は4億5800万円の損失)、経常利益は10.6%増の30億3000万円、純利益は14億3700万円(同1億500万円の利益)となった。なお、前年同期比較(調整後増減率)は、収益認識に関する会計基準を遡及適用したと仮定して前年同一期間と比較したものとなっている。

 売上高は、日本の化粧品専門店・百貨店チャネルにおけるハイプレステージとタルトが実績を牽引したものの、中国での新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた。

 営業利益は、減収による粗利減、原価率上昇に見舞われながらも、売上推移を見ながら全社的にコストコントロールに努めたことにより、プラスで着地した。

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