京王百貨店新宿店、21年下期は19年・20年同期比でプラス

C&T 2022年6月15日号 76ページ

カンタンに言うと

  • 積極的なイベント展開とデジタル活用
  • EC強化とユーザーの獲得を推進、「Keio BEAUTY LINEアプリ」は会員4万人めざす
京王百貨店新宿店、21年下期は19年・20年同期比でプラス
 雑貨を除く41ブランドがカウンターを構える京王百貨店新宿店・化粧品売場の2021年下期(10~3月)実績は、メイクアップが苦戦した一方、コロナ禍で需要が高まったフレグランスとホームケアのカテゴリーが引き続き好調に推移し、売上が前年(2020年)と前々年(2019年)の同期比でいずれに対してもプラスとなった。

 婦人・紳士服飾部 化粧品担当 統括マネージャーの大塚由布子氏によると、売上が好調だった主な要因として「フレグランスはジョー マローン ロンドンをはじめ、ディオールとシャネルが好調で、フレグランスにスポットをあて、11月に実施したイベント(Keio BEAUTY キレイ DAYS♡)も売上拡大に寄与した。ホームケアはロクシタンとアヴェダが自家需要だけでなくギフト需要も着実に取り込み、カテゴリーの伸長を牽引した」と説明する。

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