リテーラーの戦略、節約志向で売上・収益の確保が困難

粧業日報 2022年7月22日号 3ページ

カンタンに言うと

  • PBを含めオリジナル商品の価値追求へ
  • 地域密着で独自商品の開発は可能、日用品は付加価値化で単価アップ
  • データ活用によるMD、売場改革へ、メーカー・卸と連携しコスト削減
  • 人手不足でデジタル化
リテーラーの戦略、節約志向で売上・収益の確保が困難
 為替の影響による原材料価格やエネルギーコストの高騰によって、物流費、水道・光熱費が上昇していることに加え、今年に入ってメーカー各社が相次いで、値上げを発表している。

 コロナ特需の反動の影響もあり、流通業は売上・収益とも厳しい状況にある。家庭の電力費の負担増などで節約志向が高まり、小売は値上げが難しいものの、経費の削減には限界がある。すでに電力費の上昇を吸収できず、減益の予算を策定している企業もある。そうした中、大手チェーンはPBの価格凍結を打ち出している。

 NBの値上げを可能な限り抑制する一方、PBを含め、オリジナル商品によって価値を追求する動きが広がることが予想される。

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