イオン、デジタル化によるコスト削減やPB開発で収益確保

粧業日報 2022年7月25日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 水道光熱費の伸びを販管費全体の調整で吸収
  • 第1四半期、コロナ禍で苦戦した事業の回復等で最高益
イオン、デジタル化によるコスト削減やPB開発で収益確保
 イオン(吉田昭夫社長)は原材料価格やエネルギーコストが高騰し、メーカーが相次いで値上げを発表する中、デジタル化による人件費等の削減やPBの開発強化によって、収益の確保に取り組む。

 吉田社長は第1四半期決算発表の席上で、「電気代は前年比30%増で推移し、すでに経営へのインパクトが現れている。長期化を想定した計画的な対策を行うと同時に、販管費全体のコントロールで経営へのインパクトを吸収していく」と語った。PBはトップバリュのメインストリームの赤ラベルで、付加価値商品を開発していく。

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