ハリウッド美容専門学校、産学協同研究による実践的教育を推進

週刊粧業 2022年7月18日号 9ページ

ハリウッド美容専門学校、産学協同研究による実践的教育を推進
 今年創立97周年を迎えた学校法人メイ・ウシヤマ学園のハリウッド美容専門学校と大学院大学は、トータルビューティのパイオニアとして技術者と経営者の一貫教育を展開してきた。

 化粧品メーカーと美容室をグループに持つ同校では、産学協同研究による実践的な人材の育成が行われている。コスメビューティ科では、昨年より、OEMメーカーと連携して、マーケティングからデザイン、実店舗やECでの販売まで行う実践的な教育を開始した。

 コスメビューティ科では、コスメの研究開発から販売までトータルで学ぶことができ、美容部員やメークアップアーティスト、ネイリスト、エステティシャンのほか、化粧品会社やドラッグストアで活躍できる人材の育成を目指している。美容師免許を取得することも可能だ。

 また近年、化粧品購入の場はドラッグストアが中心となっている。ドラッグストアでは化粧品だけではなく医薬品に関する知識も求められることから、登録販売者を目指す授業も設置している。

 なお、海外のヘアサロンでは、サロンケアの美しさを持続させるホームケアの提案が一般的に行われているが、日本のヘアサロンにおいては、十分な提案が行われていないのが現状だ。ただ、外国人観光客の受け入れが再開され、今後はインバウンドの回復が期待されることから、ホームケア提案の重要性はますます高まるものとみられる。特に高級サロンにおいては、そうした提案が今後必要になっていくものと考えられる。同校では、サロンケアからホームケア、サロン経営まで総合的に学ぶことができる。

 さらに、真のビューティフルライフは、精神美・健康美・容姿美・服飾美・生活美・環境美へとステップアップすることで実現するとし、美健食カリキュラムも取り入れている。

 山中祥弘理事長は、「今の業界を前提とするのではなく、将来のあるべき姿を踏まえた上での人材教育を行っていくべきだと考えている。トータルビューティは当校が掲げる永遠のテーマであり、今後も、内面美容から外面美容までトータルに学べる実践的な教育プログラムを展開していく」と語った。
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > ハリウッド美容専門学校、産学協同研究による実践的教育を推進

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop